サイトマップ

校長挨拶

校長挨拶
 
東京都立中野特別支援学校長 
和田 慎也
 
 ホームページを御覧いただきありがとうございます。
 本校は、小学部、中学部、高等部の3学部を設置する知的障害特別支援学校の普通科です。今年度は、小学部147名、中学部74名、高等部129名の計350名の児童・生徒が在籍しています。本校の通学区域は、小学部・中学部は中野区、新宿区全域と渋谷区の一部、高等部は中野区、新宿区、渋谷区、杉並区の一部となっています。通学区域に居住する知的障害のあるお子さんはどなたでも入学できます。
 本校は、昭和53年に開校して以来、地域の方々の温かい御理解・御支援をいただき、地域とともに歩む学校を目指しています。校舎が老朽化・過密化してきたため、令和7年度に中野区内(JR東中野駅近く)の仮設校舎に引っ越し、令和12年度完成を目途に、現在と同じ場所に新校舎を建設する予定になっております。また、令和6年度末に閉校する都立しいの木特別支援学校を分教室とし、本校がしいの木分教室(仮称)の運営をすることとなっています。
 本校は、子供たち一人ひとりを安全・安心な環境の中で、子供の実態を的確に把握するとともに、子供の教育ニーズに応じた分かりやすい指導を行い、子供の可能性を最大限に伸長する教育を行います。さらに人権教育を推進するため、令和2年度に「東京都立中野特別支援学校教職員倫理要綱」を策定し、教職員の人権感覚を磨くとともに、お互いの人格を尊重し、人を思いやり、自ら学び、考え、行動できる子供を育成するよう取り組んでいます。
また本校は、令和3年度より都教育委員会から都立小学校、中学校及び都立中等教育学校(前期課程)の特別支援教室(通級による指導)の巡回指導拠点校に、令和4年度には、都教育委員会が策定した、都立高等学校等に在籍する発達障害の可能性のある生徒と学校を支援する「都立学校発達障害教育推進エリアネットワーク」の拠点校に指定され、発達障害教育の専門性がある「センター的機能スーパーバイザー(CSV)」の教員が配置されています。 
 加えて令和5年度からは、「センター的機能による発達障害教育支援モデル事業」の推進校にも指名され、中野区立小・中学校との連携により、当該区の発達障害のある児童・生徒への一層の支援の充実を図ることとしています。このように本校は、知的障害教育の専門校であることを第一としながら、発達障害のある児童・生徒の学習上・生活上の困難さの改善・克服をすることを目的に、都内全域も担当する特別支援教育のセンター校となっています。
さて、本校は、「目指す学校像」としてつぎのことを掲げています。
【目指す学校像】
「児童・生徒一人ひとりに確かな力を育む学校」
 〇児童・生徒に確かな学力を育む学校
 〇児童・生徒に夢と志をもち、可能性に挑戦しようとする力を育む学校
 〇豊かな心を育て、生命や人権を尊重する態度を育む学校
 〇健やかな体を育て、健康で安全に生活する力を育む学校
 この目指す学校像を具現化するため、教職員一同、保護者、地域の方々、関係機関の皆さまと手をとりあって、ともに歩んで参りたいと思っています。今年度も引き続き、本校の教育活動に御理解と御協力をお願いいたします。
                                令和6年4月
 
〒164-0014 東京都中野区南台 3丁目46番20号
電話 : 03-3384-7741 ファクシミリ : 03-3384-7747